ODCAW2 Knowledge Base

このページでは、ODCAW2 Version2.0で開発・運用する上で重要と思われる問題点・解決方法・テクニックなどをご紹介します。

用語解説

質問

  1. ODCAW2簡単セットアップ方法
  2. OXDのプレビューボタンを押すことができない
  3. OXDで、作成したテンプレートが保存できない
  4. Graphを出力することができない
  5. 製品のバージョンを表示させたい
  6. Windows版で、サービスをインストールできない/サービスが起動しない
  7. OXDで作成したXMLテンプレート(.oxt)をODCAW2で使用するための保存場所
  8. OXD初回セットアップ時などに、ODCAW2が動作しているかどうかを確認する方法
  9. DatasetTableの選択方法(ボックスコンポーネントについて)
  10. DatasetTableのColumnの高さが変更できない(DatasetTableの構造について)
  11. PDFで空白のページが表示される
  12. ODCAW2が起動しない
  13. 連続帳票の基本的な作成方法
  14. 出力したドキュメントの左上に「ODCAW2 Trial Version」もしくは「ODCAW2 SDK Version」と表示される
  15. テンプレートを複数指定したリクエスト(マルチテンプレート)と単数指定(シングルテンプレート)の違い
  16. INFILE PATH以下サブディレクトリにテンプレートを配置した場合のリクエスト方法

回答

  1. ODCAW2簡単セットアップ方法

    ※この手順は、Windows版での例を示したものです。
    ※この手順は、全ての設定を網羅したものではありません。

    [インストール]
    setup.exeを実行し、インストーラの指示に従ってODCAW2をインストールします。

    [必要なディレクトリのコピー・作成]

    1. [odcaw2_install_path]/webapps/ 以下にある、「odcaw2」を、ディレクトリごとWebサーバのRootディレクトリにコピーします。
    2. CGIを使用する場合は[odcaw2_install_path]/tool/cgi/以下の「odcaw2_cgi.cfg」「odcaw2_cgi.exe」を、CGIが動作するディレクトリにコピーしてください。
    3. Servletを使用する場合は[odcaw2_install_path]/tool/servlet/以下の「odcaw2_servlet.properties」「odcaw2_servlet.class」を、Servletが動作するディレクトリにコピーしてください。
    4. C:/odcawtemplates/を、テンプレートの保存ディレクトリとして作成してください。

    [CGI/Servletの設定]
    CGIを使用する場合は「odcaw2_cgi.cfg」、Servletを使用する場合は「odcaw2_servlet.properties」の「ODCAW_HOST」をODCAW2マシンのIPアドレスに変更してください。

    [ODCAW2.properties]
    C:/Program Files/以下(デフォルト)以外にセットアップした場合は、[odcaw2_install_path]/bin/ODCAW2.propertiesの2行目を適切に変更してください。

    [ODCAW.xml]
    ※事前に、初期状態のODCAW.xmlをバックアップしておくことをお奨めします。

    1. [odcaw2_install_path]/conf/ODCAW.xmlを置換機能があるテキストエディタなどで開きます。
    2. <SERIAL>要素内を、適切なSerial Keyに書き換えます。
    3. 「127.0.0.1」をODCAW2マシンのIPアドレスに置換します。
    4. 「C:/inetpub/wwwroot/」を、WebサーバのRootディレクトリのローカルパスに置換します。
  2. OXDのプレビューボタンを押すことができない

    OXD上でCGI/ServletへのPathが設定されていない可能性があります。OXDのオプションメニュー → 環境設定 → CGI/Servlet URLの項目をご確認ください。

  3. OXDで、テンプレートが保存できない

    Trial VersionのSerial Keyですと、テンプレートの保存はできません。ヘルプメニュー → Aboutの「Serial Number」ボタンを押して、Serialを製品版のものにしてください。

  4. Graphを出力することができない

    UNIX系OS上で動作しているODCAW2にてGraphを使用する際には、ODCAW2起動ユーザでGUI環境にログインしておく必要がありますので、ご確認ください。

  5. 製品のバージョンを表示させたい

    ODCAW2 2.0.27以上のリビジョンでは、以下のそれぞれの方法で確認することができます。

    ODCAW2

    • Windows版・・・[odcaw2_install_path]/bin以下の、「ODCAW2version.bat」を実行。
    • Linux/Solaris版・・・[odcaw2_install_path]/bin以下の、「ODCAW2version.sh」を実行。
    • 共通・・・ODCAW2が起動している状態で、WebブラウザからODCAW2 CGI/Servletに対し、「DO=sv&ES=odcaw」というパラメータでリクエストを行う。
      (WebサーバがIISの場合の例)http://127.0.0.1/scripts/odcaw2_cgi.exe?DO=sv&ES=odcaw

    OXD・・・ヘルプメニュー → バージョン情報

    OXB・・・Helpメニュー → About

  6. Windows版で、サービスをインストールできない/サービスが起動しない

    サービスとしてODCAW2を使用する場合は、システム環境変数のPathにjvm.dllのあるディレクトリのパスを追加し、マシンを再起動する必要があります。jvm.dllは、[ODCAW2_install_path]\jre\bin\hotspotにあります。

  7. OXDで作成したXMLテンプレート(.oxt)をODCAW2で使用するための保存場所

    ODCAW2のconfディレクトリ以下にあるODCAW.xmlで、<ODDS>要素の最初の項目<IN_FILE>要素に設定したディレクトリ(デフォルトではodcawtemplates)に保存します。

  8. OXD初回セットアップ時などに、ODCAW2が動作しているかどうかを確認する方法

    以下に、PDF/OPRファイルをリダイレクトすることによりODCAW2の動作を確認する方法を記載します。(ODCAW2の設定は完了しているものとします。)

    1. 開発用端末に、OXDをインストールします。(Windows NT 4.0/Windows 2000のみ)
    2. OXD初回起動時にSerial Keyを促すダイアログが表示されますので、製品CDの収録されている「serial.txt」のSerial Keyをコピーしてください。
    3. オプションメニュー → 環境設定の、CGI/Servlet URLにて、odcaw2_cgi.cgi(もしくはodcaw2_servlet.class/odcaw2_cgi.exe)へのパスをURLで指定します。
    4. 簡単にテンプレート(例えばLabelコンポーネントをおくだけ)を作成し、ファイルメニューから名前を付けて保存します。
    5. 作成したテンプレート(.oxt)を、サーバ側のディレクトリ(前項参照)に保存します。
    6. 保存したテンプレートをOXDで開き、オプションメニュー → サンプルHTMLの作成で「Show」を押下すると、ODCAW2を呼び出すためのサンプルHTMLが生成されますので、「Operation」を「dl(download)」とし、Formatを指定して「Submit」を押下します。

    以上の手順にて、指定したフォーマットのファイルが正常にリダイレクトされればODCAW2は動作しております。

  9. DatasetTableの選択方法(ボックスコンポーネントについて)

    Table、InterfaceGroup、DatasetTable、DatasetTableContainerなどのコンポーネントは「ボックスコンポーネント」と呼ばれ、Labelなど通常のコンポーネントとは選択方法が異なります。ボックスコンポーネント上には他のコンポーネントを配置して使用するのが一般的であるため、このような仕様になっています。

    ボックスコンポーネントを選択する上での基本的な操作は、以下の方法が挙げられます。

    1. 「Explorer」上で選択する
    2. Alt + クリックで選択する
    3. コンポーネントの境界線の辺りをマウスで囲むように選択する
  10. DatasetTableのColumnの高さが変更できない(DatasetTableの構造について)

    DatasetTableは階層構造になっており、コンポーネント自体の上にBandがあり、その上にColumn があるような構造になっています。Columnの高さを変更するには、Bandの高さを変更する必要があります。ExplorerでBandを選択し、Propertyの「Location&Size」で高さを変更するというのが、基本的な操作となります。
    別の方法として、「Band」の境界線の辺りをマウスで囲むようにすると、Bandを選択することができますので、マウスの操作で高さを変更することができます。
    また、キーボードのAltキーを押しながらクリックすることによりColumnを選択することができ、キーボードのEscキーを押すごとに、 Column → Band → コンポーネント自体 と選択しているコンポーネントを切り替えることができます(Explorerにて動きをご確認ください)。
    また、Bandを選択した状態で、キーボードのShift + 矢印キー を押しても、サイズを変更することができます。

    (Tableコンポーネントも同様の仕様です)

  11. PDFで空白のページが表示される

    Internet ExplorerとAcrobat Readerの相性問題について、下記Microsoft社のサイトおよびAdobe Systems社のサイトに情報があります。

    ・マイクロソフト ヘルプとサポート

    ・Adobe Systems テクニカルソリューションデータベース

    回避策としまして、

    • リクエスト方法をGETにする
    • IEのプラグインをOFFにする

    などの方法で回避できたという報告を受けております。
    (Acrobat Reader5の場合:メニューの「編集」→環境設定→「PDFをブラウザに表示」のチェックボックス をはずせばプラグインがOFFになります。)
    (Acrobat Reader4の場合:メニューの「ファイル」→環境設定→一般→「Webブラウザに組み込み」 のチェックボックスをはずせばプラグインがOFFになります。)

  12. ODCAW2が起動しない

    [odcaw2_install_path]以下の、bin/ODCAW2.propertiesの2行目に、ODCAW.xmlへのパスが正しく記述されているかどうかをご確認ください。

  13. 連続帳票の基本的な作成方法

    以下は、OXDでデータベースと連携した連続帳票を作成するための基本的な手順です。(OXD上で、連続領域が作成可能なDatasetが作成されているものとします。)

    1. レイアウト上にDatasetTableコンポーネントを配置します。
    2. DatasetTableのProperty → Customで、使用するDatasetを選択します。
    3. DatasetTable上のDatasetColumnにLabelコンポーネントを配置します。
    4. LabelのProperty → DataでTypeを「Database」にし、使用するDatasetとFieldを指定します。
  14. 出力したドキュメントの左上に「ODCAW2 Trial Version」もしくは「ODCAW2 SDK Version」と表示される

    [odcaw2_install_path]/conf/ODCAW.xmlの、<SERIAL>要素内を運用ライセンスのSerial Keyに変更し、ODCAW2を再起動すると、これらは表示されなくなります。
    初期値ではTrial Version(試用版)用のSerial Keyになっています。SDK Versionは開発用ライセンスですので、運用ではご使用になれません。

  15. テンプレートを複数指定したリクエスト(マルチテンプレート)と単数指定(シングルテンプレート)の違い

    テンプレート上に、検索条件やユーザリクエストが含まれている場合、シングルテンプレートとマルチテンプレートではリクエスト方法が異なります。

    シングルテンプレートのクエリストリングの例(テンプレート名が「TP」、Dataset名が「Dataset1」の場合)

    DO=ex&OP=dl&FM=o&TP=TP&{Dataset1_1}=***&ES=odds

    マルチテンプレートのクエリストリングの例(テンプレート名が「TP1」と「TP2」、Dataset名がどちらも「Dataset1」の場合

    DO=ex&OP=dl&FM=o&TP=TP1&{TP1_Dataset1_1}=***&TP=TP2&{TP2_Dataset1_1}=***&ES=odds
  16. INFILE PATH以下のサブディレクトリにテンプレートを配置した場合のリクエスト方法

    INFILE PATH(ODCAW.xmlの<IN_FILE>要素内で定義する、テンプレートを保存するためのディレクトリ)以下のサブディレクトリを指定する場合のクエリストリングは、以下のようになります。

    テンプレート名が「TP」、サブディレクトリ名が「sub」の場合

    DO=ex&OP=dl&FM=p&TP=sub/TP&ES=odds